「右腕採用力」養成講座

もし、あなたが今後、人を雇う立場となるのであれば、これから述べる事実に耳を傾けることで、年間にして数千万円という損失を出す危険性を回避することができる。

仮にもし、あなたが人を雇うとして、月給20万円で雇うとする。すると、

20万円×12ヶ月＝240万円（ボーナスなどを除外して考える）

という金額を雇った相手に支払うことになる。
これは目に見える部分でという意味である。

しかし、本書の著者、ジェフスマートがクライアントに行った研究によると、間違った雇用による企業が被る損失は、実際のコストや生産性の損失を合わせると平均して従業員の年収の15倍となるということが分かっている。

つまり、実際にはあなたは

240万円×15＝3600万円

という損失を被っているということになるのである。

以前、ある著名なマーケターのマーケティングセミナーで言っていたことも非常に印象的だった。

『1人の従業員を正社員として迎えるにあたり、大体5000万円程度の投資をすることと同意と思え』

いずれにしても、1人の従業員を抱えるということは、それだけの大きなリスクをはらんだ投資であるということを認識するべきだ。

事実、一般的な企業においても、大体平均して年間で1億5千万円程度の損失を"間違った雇用"によって被っていると、著者の研究結果が出ている。

しかし、方法次第では、極限までそのリスクを減らすことができる。
それが、本書『右腕採用力養成講座』の趣旨である。

では、そもそも、なぜ"間違った雇用"を多くの企業がしてしまっているのだろうか。
それは、多くの人が"雇用のメソッド"を知らずに、自分の感覚だけで、面接に来た人を雇うかどうかを決めてしまっていることに原因がある。

本書では、間違った雇用を未然に防ぐための科学的で実践なノウハウとして、

"雇用のためのAメソッド"

というものを紹介し、詳しく解説している。

これは、著者が20人以上の億万長者と、300人以上のCEOに1300時間ものインタビューを行い、それを元に開発された、"失敗しない雇用メソッド"である。

しかも、このメソッドは、誰でも簡単に実行できて、更にその成功率は90％を超えるのである。

つまり、本書のメソッドをあなたの経営に取り入れ、それをもとに雇用を行うだけで、先に述べた数千万円〜数億円という"雇用の失敗による損失"を回避出来る可能性が限りなく高まるということだ。

ちなみに、本書は、タイトルこそ『右腕採用力養成講座』とあるが、本書を読み進めていく内に、あなたはあることに気がつくだろう。この本は"雇用"に関するだけの内容ではないということだ。

私のような、独りで仕事をして、アフィリエイトで収入を得ている様な立場であったとしても、外注で仕事を依頼することはあるが、そういった際の人材を選択する際にも大いに役立つ内容になっているのだ。

事実、私は先日、自分のサイトのメールマガジンを外注にて依頼したのだが、その際に、本書に書かれている"雇用のためのAメソッド"を応用して依頼する相手を選択した。

それが功を奏したのだろうか、雇った相手は非常に丁寧な仕事をしてくれて、こちらの望む仕事を150％のクオリティで完遂してくれた。

なぜ、150％のクオリティだと言えるのか？

それは、そこで作ってもらったメールマガジンを使うことで、売上が150％に向上したからだ。私は、彼の仕事の内容に非常に満足して、次も彼に依頼するだろう。

こうした”腕の良いクリエイター”と繋がっていることは、アフィリエイトという活動において非常に重要なのだ。なぜなら、品質の高いコンテンツを効率よくつくり上げることが出来る体。

もし、私が間違った採用をしてしまい、クオリティの低い仕事をする人にメールマガジンを代筆してもらっていたら、逆に売上は激減していたかもしれない。

そう考えると、"正しい採用"をすることがいかに重要なことであるか？”ということが分かるだろう。

ちなみに、本書の内容は、ベビーシッターをさがしている親であっても役立つだろう。

なぜなら、本書で述べられているのは、根本的な"人を見る目"を勘に頼らず、科学的に理論立てて判断する方法について解説されているからである。

したがって、本書、"右腕採用力養成講座"で解説されている、人を見る目、判断する力を養うスキルは、ビジネスに限らず非常に役立つ内容となっている。

結局のところ、ビジネスの世界ではあなたが雇用した人間は、あなた自身を写す鏡の様なものだ。

雇用した相手を責めることは出来ない。なぜなら、その人を雇ったのはあなたの決断なのだから。

あなたのビジネスを楽にして、さらなるビジネスの拡大を容易にするのも、その逆に陥ってしまうのも、あなたの"右腕採用力"にかかっていると言えるのである。